2018年6月23日土曜日

次回の活動は6月26日(火曜日)の公開ゼミです

 次回のTOSMOSの活動は、6月26日(火曜日)に実施する「近代日本と天皇制について考える――白井聡『国体論』の批判的検討をふまえて」と題する公開ゼミとなります(詳細は下記をご参照ください)。

 この公開ゼミでは、講師の松井隆志氏(武蔵大学准教授)による、白井聡著『国体論菊と星条旗』(集英社新書・2018年刊)をめぐる報告の後、皆で議論します。発言は任意なので、予備知識なしでも大丈夫です。また、事前の申し込みは必要ありませんので、直接、会場(TOSMOSの部室)までお越しください。なお、参加費は無料です。

 何卒よろしくお願いいたします。

【次回の公開ゼミのご案内】
○タイトル:
近代日本と天皇制について考える――白井聡『国体論』の批判的検討をふまえて

○日時:6月26日(火曜日)19時00分から20時30分まで
 
○会場:
東大駒場キャンパス・キャンパスプラザB312号室B棟3階)の部室
※東大駒場キャンパスは京王井の頭線駒場東大前駅下車すぐです。
なお、部室(キャンパスプラザB棟)へのアクセスについては、下記のリンク先の地図を参考にしてください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_43_j.html
※会場の部室は畳(たたみ)部屋となります。

○内容紹介:
天皇制をめぐっては、来年(2019年)の「生前退位」と「改元」に向けた準備が進められるなか、社会的にも注目が集まっています。それでは、日本の近代化とともに確立された近代天皇制とは、そもそもいかなる存在なのでしょうか。この公開ゼミでは、『永続敗戦論』の著者・白井聡氏の近著『国体論菊と星条旗』(集英社新書・2018年)の批判的検討をふまえながら、講師と一緒に考えていきます。

○講師:
松井隆志氏(武蔵大学准教授)

○松井隆志氏のプロフィール:
武蔵大学社会学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学後、2013年より現職。専門は社会運動論、戦後日本の歴史社会学。著書に『戦後思想の再審判丸山眞男から柄谷行人まで』(共著・法律文化社)、『上野千鶴子に挑む』(共著・勁草書房)、『戦後日本スタディーズ2―6070」年代』(共著・紀伊國屋書店)など。

以上となります。

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 TOSMOSは、「現代社会リテラシー」を育むことをモットーに活動している、学術文化系サークルです。多くの情報が錯綜する現代社会において、世間に流されず主体的に価値判断するためのリテラシーを育むことを目指しています。そのため、授業やゼミで学ぶ専門的な学問内容の枠に収まらない、幅広い教養を身につける活動をしています。

 研究対象は、国際情勢、国内情勢、政治、経済、科学技術など、様々な分野に及びます。TOSMOSでは、それらの諸問題に関して、文献を読み、調べ、考え、議論します。もし多少でも興味がありましたら、一度わたしたちの活動を見学してみませんか? TOSMOSでは現代社会について一緒に研究する新入会員を募集しています。
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【文責:飯島】