2007年5月28日月曜日

企画のお知らせ!

高橋です。
ついに企画の詳細が決定しました!以下その案内です。

    「格差社会」論連続企画
     <生きにくさの根>
     はどこにあるのか?


     壱回目:学習&討論企画     発表者 サークル員

①合評会
 「生きさせろ」(雨宮処凛)と「生きにくさの根はどこにあるのか」(中西新太郎)という本を題材にした合評会を開催します。
②討論会
格差社会を肯定するグループと否定するグループに分かれて討論会を行います。

          日時:6月3日(日)13時より(2~3時間を予定)
              場所:部室(駒場キャンパスプラザB312)

     弐回目:学習&討論企画     発表者 サークル員

①学習発表会
・ロナルドドーア著作「働くということ」を通して、働くことの間の格差が進行している事実を浮き彫りにし、その背景と、それへの対抗戦略を大胆に提起する(担当高橋)。
・近代経済学(ケインズ)とマルクス経済学の双方を使い、マクロ経済学的視点から格差社会への対抗戦略を提示する(担当藤田)。


          日時:6月17日(日)13時より(2~3時間を予定)
          場所:部室(駒場キャンパスプラザB312)

    参回目:講演会&討論会     発表者 雨宮さん
                              中西さん
                              参加者

      「<生きにくさの根>
       はどこにあるのか?
    中西さん、雨宮さんを
かこんで」       

 現代日本社会最大の論争対象である「格差社会」論。政府は「再チャレンジ」を掲げているが、その実態と今後の動向はまだまだ未知数である。貧困問題にも発展する要素を多く含んでいるこの問題について、私たち現代社会研究会は、若者文化論を社会学的な視点から追求し、現代社会に警鐘を鳴らし続けている中西新太郎さん(横浜市立大学教授)と、特異な経歴と経験をもち、独特の感性で社会批評活動を行っている雨宮処凛さん(著述業、著作多数)をお招きして講演会を開催します。おもに若者がおかれている社会的現実、そしてそのなかで形成される感性と価値観、それらを総合的に批評する講演会になればと考えています。また、この企画は討論会も準備しています。そもそも格差社会は存在しないという方、するという方、あって当然という方、なくすべきという方、さまざまな方の参加を歓迎します。討論しましょう!

        日時:6月22日(金)
18時30分より(2~3時間を予定)
        場所:五号館511教室(1階)


おまけ:現代社会研究会は硬派な学習&討論サークルです。でも交流や食事会なども重視しますのでご興味ある方はぜひ参加ください。では!